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人類に必要な睡眠時間
米国睡眠医学会(AASM)の発表によると、世代ごとで推奨される睡眠時間は以下の通り。
- 乳児(生後4〜12ヶ月)(昼夜を問わず)12〜16時間
- 子供(1〜2歳) ー (昼寝を含め)11〜14時間
- 子供(3〜5歳) ー (昼寝を含め)10〜13時間
- 子供(6〜12歳) ー (夜間)9〜12時間
- ティーンエイジャー(13〜18歳) ー (夜間)8〜10時間
- 大人(19歳以上) ー (夜間)7〜9時間
睡眠不足による脳や身体への影響
睡眠不足はいくつかの悪影響を及ぼす。
認知機能:
免疫機能:
ホルモンバランス:
体重管理:
心血管機能:
睡眠時間を確保するための工夫
日々の生活習慣を整えることが重要である。
寝る前はもちろん、朝や日中の過ごし方で睡眠の質が左右されるからだ。
最低限、以下の項目はチェックすることをおすすめする。
- 就寝時間を固定する
- 寝る前のブルーライトを避ける
- カフェイン摂取の時間を気をつける
- アルコール摂取の時間を気をつける
- 夕食の時間を調整する
- 起床時間を固定する
- 朝日を浴びる
- 日中に適度な運動をする
- 昼寝は30分を超えない
これは2024年の「睡眠偏差値 調査結果報告」では、平均で7時間以上を満たしていない。
そもそもの話、睡眠不足によって日中に疲労感を感じた経験はだれしもがあるだろう。
- 思考力は働いていただろうか?
- 集中力は保てていただろうか?
- 行動力は湧いていただろうか?
どう考えてもノーとしか言えない。
短期では乗り越えられたとしても、長期にわたっての睡眠不足を繰り返すと、必ず前章に記載した影響が付き物となる。つまりは脳および身体が崩壊へと近づくことは断言できる。